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ー Leather Wax お手入れの話 ー 今年のLADE beanie custom fitting CaravanでLADEユーザーの方に見せてもらったご愛用のLADE x HIMARAK gloveやLADEビーニー、使い込んで人それぞれいい味わいが出ています。本革は使い込んでオイルアップしていくと個性も出て新品よりずっといい雰囲気になります。防水性や柔らかさ耐久性も良くなりますし、普段の使い方の特徴が当たりや水シミに現れてきます。そこが本革の楽しみの一つです。そして塗り込むオイルでも随分変わります。 LADEでオフィシャルとして販売しているメンテナンス用レザーオイルは４種類あります。  植物性 Renapur Leather Treatment (ラナパー) ビーズワックス、ホホバオイル、ワセリン・ラノリン MADE IN GERMANY 250ml / 3300円 HIMARAK Leather Wax ホホバオイル・蜜ろう・ラノリン・ワセリン MADE IN JAPAN 50g / 1650円 KOSSYMIX BEESWAX ホホバオイル・亜麻仁油・蜜蝋・黒文字精油 MADE IN JAPAN 30g / 2750円 動物性 Fiebing’s 100% Pure Neatsfoot Oil 100％ 牛脚油 MADE IN USA 236ml / 1100円 ビーニーの耳当てやレザーグローブへは植物性の３種類がおすすめです。 ビーニーの耳当ては豚革(PIG Leather)または鹿革(Deer Leather)、HIMARAKグローブは薄目の牛革または鹿革が使われています。 薄手の皮に動物性ワックスだと浸透し切らずに表面にギトギト残ってしまいます。ビーニーやグローブなどで余分なオイルが残るとウェアーに移ったり、ゴーグルレンズに付着したりすることにもなります。 さらっとした植物性オイルを薄く何度も塗り込むのが性能的にもいい味わいを出すにもおすすめです。 ３種類の植物性レザーオイルはほとんど主成分は変わりませんが容量と価格が異なります。 KOSSYMIX BEESWAXは亜麻仁油・黒文字精油が入っているためいい匂いがするのと少しレザーの色が濃くなっていく傾向です。 使っている方の多いHESTRAのレザーワックスも植物性が主成分のようですが塗りこんでいくとどんどん色が濃く焦茶になっていきます。 ラナパー、HIMARAKはオイルによる色の変化はほとんどありません。この辺りは好みで選んでください。   動物性はというと、LADEビーニーでは最後の方の画像のサドルレザーの厚手の耳当て素材用です。牛革で厚手のレザーは水分が染み込む前にオイルで充してあげて防水性や皮の柔らかさを保持してあげます。レザーブーツなど厚手の皮で防水性や耐久性が重要なギアにも向いています。 LADEビーニーの耳当ての革やHIMARAKの本革グローブは使い始める前にさらっとオイルアップして、使用後の少し濡れていたり水分が入って革繊維が開いているときにまたさらっと塗って乾かして、乾いたらまたさらっと塗るを繰り返すといいです。 欲張って塗りすぎるといいことはありません。ベタベタしてしまったりするので塗りすぎた時は乾いた布(ウエス)などですぐに拭き取ってから乾かすといいです。 気温の低い冬などはストーブの前などで温めながらオイルを柔らかくしながらゆっくり塗りこんでください。これがまたいい時間ですよね。 冬が来るのが楽しみです。ゆっくり準備も楽しみましょう LADE STORE 店主 会田 喜文 LADEビーニーの皮部分、HIMARAKグローブなど革製品のメンテナンス用品は こちら から 
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